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ドコモ奨学金

社会的養護出身者とアジア諸国からの留学生に対する経済的支援事業

Activity Report

グエン ビェット バオ

活動報告:卒業後の進路と今後の抱負

2019Spring

安心して学業に専念できました

名前:グエン ビェット バオ
大学:北海道大学
国籍:ベトナム

この度は、2017年4月より、JEES・ドコモ留学生奨学金に採用していただき、誠にありがとうございます。JEES・ドコモ留学生奨学金のおかげで、学校の授業料と生活費の負担を減らすことが出来、安心して学業に専念することが出来ました。心から感謝いたします。
私は現在、北海道大学大学院情報科学研究科修士課程に所属し、スピントロニクス分野の勉学を行うとともに、修了研究として高速性、省エネルギー性に優れた次世代の磁気ランダムアクセスメモリー(MRAM)素子の研究に取り組んでいます。磁気メモリーは磁性体の磁化の向きを変化させることでデバイス機能が発現します。そのため、高速かつ低消費電力な磁化制御手法の確立は主要な研究課題の一つであります。私の研究では磁化反転技術として、重金属で生成したスピン流を用いたスピン軌道トルク(SOT)磁化反転を用いました。二年間の間で垂直磁化膜に対しするSOT磁化制御手法を確立し、磁化反転に必要な電流密度が由来より一桁下げることが出来ました。この成果は高速かつ低消費電力なMRAM素子の開発に貢献することが出来ます。 北海道大学を修了後、日本で情報エレクトロニクス分野の仕事に携わります。これまで学んできた知識や成し遂げた研究成果をいかし、高速性、省エネルギー性を兼ね備えた新メモリーを開発したいと考えております。その夢を実現するためには、これからメモリーについてより多く知識を習得する必要があります。
そして将来はベトナムに帰り、母国で通信分野の会社に勤め、様々なプロジェクトに参加することで、日本で培った通信技術のベトナム社会への応用を目指しつつ、日本で実感した働く日本人の姿勢、仕事に対する態度や哲学など倫理的な事柄も母国の職場にも普及させたいと思います。その際は、エンジニアの一人としてだけではなく、将来日本とベトナムとの良好な友好関係の架け橋となって活躍していきたいと考えております。
最後に今回JEES・ドコモ留学生奨学金のご支援を賜りましたことを重ねて御礼申し上げます。

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