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ドコモ市民活動団体助成事業

公募による市民活動団体への活動資金の助成事業

Activity Report

『認定NPO法人 地球学校』様神奈川県 / 助成金額:450,000円

目録贈呈の様子

活動名

外国につながる子どもたちへの日本語と学習支援、居場所づくり

概要

横浜市には多くの外国人が住んでいます。また、日本に住むことを選択した親に連れられて、外国につながる子どもたちもたくさん来日しています。地球っ子教室では、日本で暮らし、日本の学校に通い、日本語で困っている子どもたちを対象に、無料の教室を開催して、日本語学習の支援と学校での教科学習の支援を行うことで、子どもたちが安心して自己表現できるような居場所づくりをめざします。

中間報告
いつもの教室風景1

中間報告

201709/21

認定NPO法人地球学校 中間報告(2017年1月16日 現在)

[活動に至る背景]

地球学校が活動する神奈川県は、日本の中でも日本語指導を必要とする外国につながる子どもたちが多く住んでいる地域です。その人数は年々増え続けています。このような子どもたちは親の都合で来日しているケースが多く、ほとんどの子どもが日本の小学校や中学校に通っています。学校生活に慣れ授業についていけるように日本語指導と学習支援を目的に、2003年「地球っ子教室」活動を始めました。保護者の多くは日本の教育システムや状況をよくわかっていない人も多く、子どもたちが日本の学校生活に慣れる手助けとなる、子どもの居場所が必要であることも背景にありました。

[活動状況]

毎週土曜日に2時間、地球っ子教室を開催しています。教室には様々な国から日本に来ている子どもたちがいます。今年は例年以上に、夏休み明けに中国から来日した小学生が多く、秋以降の教室は毎回20人を超える子どもたちが参加しています。また保護者や学校からの問い合わせも多くなっています。特に来日2~3か月の子どもたちは、日本の生活に慣れるとともに日本語の習得を急がなくてはならず、この子どもたちに対応するために初級学習者対応の教材の準備も急いでいます。12月半ばから1月の初めは冬休みで教室はお休みでしたが、その間も教室を運営するスタッフミーティングや教材作りを続けました。

[成果(アピールポイント含)と反省点]

幼児から大学生まで多数の外国につながる子どもたちが日本に住んでいますが、神奈川県横浜市で「小中学生を対象にする」日本語と学習の支援教室は少ないです。小学生で来日した子どもは、神奈川県で公立高校に進学するときには、外国人としてではなく日本人と同じ試験を受けなければならないため、「地球っ子教室」では特に日本語で考えることにも重点を置いています。なお、日本語と学習の支援だけではなく、思春期になった子どもの心理面のケアにも配慮しています。また、家庭では日本語ではなく母語で生活している子どもも多く、学習面だけではなく日本の習慣など日本人の子どもが自然に身に着けていくことを教えることまでも含めて子どもたちを支えています。日本の学校に進学予定の幼児を対象に、就学前に求められる基本的な知識や生活態度まで支援する教室は少ないのではないかと思います。

小さい子どもたち、まだ学習する態度や方法をよくわかっていないことも多く、一人一人に対するきめ細やかな対応が必要です。しかし、担当する指導者も十分に確保できず、グループ学習にせざるを得なかった点は残念です。今後は,より広い部屋を確保し学習環境を改善し、一人一人に対応する指導を目指していきたいと考えています。特に中学生は日本語習得とともに難しくなってきている教科学習も急がねばならず、より良い学習環境ときめ細やかな指導が必要であると考えます。

  • いつもの教室風景1
  • いつもの教室風景2
  • それぞれの子どもに対応するための教材
  • 漢字学習のための漢字王決定戦
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