活動報告Activity Report

ドコモ奨学金事業を創設し今回で6年目となる6期生の皆様の授与式を開催することができました。
新型コロナウイルス感染症の影響により、4年ぶりに授与式を開催し、皆さんを迎えることができたことを非常に嬉しく思います。これから沢山のことを学び、沢山の経験をして、豊かな学生生活を送れるよう、みなさんのことを応援しています。
次に、卒業される奨学生の皆さん、卒業おめでとうございます。4月から社会人として新たなスタートを迎えることになります。学生時代とは違う新しい世界に緊張もしているのではないでしょうか。しかし、卒業まで学生生活をやり終えた自分を信じて、逞しく進んで欲しいと思います。 これからも多くの人たちに支えられているということを忘れず、夢の実現に向けて、日々努力を重ね、皆さんと同じ境遇の子どもたちに希望を与えられる存在になってください。

との挨拶に引き続き、吉澤理事長から、奨学生一人ひとりに笑顔で奨学生証を授与していただきました。

奨学生証授与が行われた後、6期生16名のみなさんから自己紹介と進学先や将来の夢について語ってもらいました。

また、卒業する4名の皆さんには、吉澤理事長より記念品が贈られ、学生生活の思い出やこれからの進路、後輩の6期生たちへのメッセージなど、それぞれの思いを語っていただき、成長した姿を見せてくれました。

懇親会には、村木厚子選考委員長も駆けつけてくださり、温かい励ましのお言葉を頂戴いたしました。

そして、6期生をサポートしてくれる「アフターケア相談所ゆずりは」のみなさんからも、力強いメッセージと卒業生へのお祝いの言葉をいただきました。

今回の奨学生証授与式は4年振りの対面開催となりました。
6期生、卒業生のみなさまには授与式前日の23日に集まっていただき、ドコモ奨学金についてのオリエンテーションを行い、夜はNTTドコモ 南副社長を囲んで、食事会を行いました。全国各地から集まった6期生のみなさんの中には、一人での遠方への外出は初めての方も多く、はじめは緊張した面持ちでしたが、和やかな雰囲気の中、初対面にもかかわらず打ち解け合い、楽しい時間となりました。
あっという間の2日間でしたが、子どもたちの楽しそうな顔と笑い声に、便利なオンラインにはない、対面でのコミュニケーションの大切さを改めて感じました。子どもたちからも「また皆で会いたい」との声が多く聞かれ、子どもたち同士の良い交流の場となりました。
出席いただいたお一人お一人に感謝するとともに、今回、出席できなかった5名の卒業生の新たなチャレンジを応援しています。