募集要項Application Requirements
第23回(2024年)ドコモ・モバイル・サイエンス賞の募集開始について
2024年度ドコモ・モバイル・サイエンス賞の募集は終了しました。
NPO法人モバイル・コミュニケーション・ファンド(以下「MCF」、理事長:吉澤 和弘)は、第23回ドコモ・モバイル・サイエンス賞の募集を2024年3月1日(金)より開始いたしました。
ドコモ・モバイル・サイエンス賞は、移動通信を含めた情報通信の発展と若手研究者の育成を目的とし、優れた研究成果・論文・著書の発表等を通じて、産業、社会・文化の発展に貢献し、社会的課題の解決等にも繋がりうる業績を挙げた研究者(グループ含む)を表彰するものです。
募集リーフレットのダウンロード(PDFファイル)募集内容
募集は国内の大学、研究機関で研究されている50歳未満の若手研究者などを対象に、以下の3部門で行います。
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- 「先端技術部門」
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広い意味での移動通信に関連した先端技術において、優れた研究開発、成果発表により、移動通信分野の発展に貢献しつつあるもの。またはその成果が高く評価できるもの。
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- 「基礎科学部門」
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広い意味での移動通信に関連した基礎科学において、優れた研究開発・成果発表により、将来、基礎科学の振興、移動通信分野の発展に貢献する可能性が高いもの。
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- 「社会科学部門」
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広い意味での情報通信に関連した社会科学において、その発展に貢献するとともに独自の調査や経験的データをふまえた実証的な研究成果、または社会貢献や社会的課題の解決に寄与する研究成果で、とくにモバイル・メディアの活用につながるもの。
※社会科学部門については、広く通信一般を対象業績とし、将来モバイルの世界にも展開されると予見される業績を含むものとします。
また、「法律・経済・社会・文化など」の業績に加え、農林水産業や医療、教育、環境、防災、交通をはじめとした様々な分野での社会的課題の解決等に寄与する研究も含みます。
応募資格
- 1公的・私的研究機関(大学等)において、上記テーマに関する研究に従事する方
- 2満50歳未満の方(1975年以降の生まれ)
グループの場合は全員が満50歳未満であること。 - 3個人またはグループ
ただし、NTTおよびNTTグループ社員は除く
推薦方法
国内の大学、研究機関あるいは関係学会、協会に所属されている方による推薦とします。(推薦にあたっては、応募資格を満たしている研究者であれば、複数名の推薦も可能です。)
応募書類
応募調書を下記ダウンロード欄から取得してください、
別紙1の応募要項を参照し、応募調書に日本語で必要事項を記入・必要箇所に署名のうえ、「応募・お問い合わせ」フォームからご応募ください。
応募調書ダウンロード
応募先
※応募はフォームでのみ受け付けます。郵送・メール送付でご応募いただいても有効な応募とはなりません。ご注意ください。
応募・お問い合わせは下記のフォームより承っております。
書籍がある場合の送付先
〒103-0013
東京都中央区日本橋人形町2-14-10 アーバンネット日本橋ビル
株式会社 情報通信総合研究所 内
ドコモ・モバイル・サイエンス賞運営事務局
応募締切
2024年5月31日(金)必着
留意事項
- 別紙2(2-1):候補者情報(その1)
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- 応募部門は、1.先端技術 2.基礎科学 3.社会科学 のいずれかに○印を記入すること。
- 応募種別は、1.個人 2.グループ のいずれかに○印を記入すること。
- 氏名は、個人または代表者氏名を記入すること。
- 年齢は、2024年12月31日時点の年齢を記入すること。
- パブリケイション欄には、発行年2019年以降の論文・書籍等を次の 1. ~ 3. のカテゴリー別に集計し、その件数を記入すること。
- 1.査読を受けた論文で応募者の貢献が50%以上
- 2.査読を受けた論文で応募者の貢献が50%未満
- 3.その他(書籍、査読なしの論文等)
- 本業績に関するその他の活動歴には学会活動等を記入すること。
PDFにしてお送りください。次の別紙2-2がある場合はまとめてください。
- 別紙2(2-2):候補者情報(その2)
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グループ応募の場合、任意のグループ名を記入し、メンバー全ての候補者情報を提出すること。
- 別紙3:業績調書
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- 「応募者本人署名欄」には、必ず本人が署名すること。
- グループ応募の場合、全員分の個別業績調書を作成し、「応募者本人署名欄」に記入すること。
ご署名後、PDFにしてお送りください。
- 別紙4:推薦調書
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推薦者が記入し、「推薦者署名欄」には、必ず推薦者が署名すること。
※締切までに直筆署名を得ることができない事情がある場合、事前にお問い合わせフォームからご連絡ください。
ご署名後、PDFにしてお送りください。
- 別紙5:論文リスト
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次の基準により、2019年以降に発行の代表的な論文を10件まで記入する。
- 分類1:査読を受けた論文(Original Paper)で被推薦者の貢献度50%以上のもの。
- 分類2:査読を受けた論文(Original Paper)で被推薦者の貢献度50%未満のもの。
- その他:上記以外(査読なし論文、書籍等)。分類番号の記載は不要。
- 候補者情報(その1)に記載した主要論文2件を含むものとし、主要論文2件を提出する。
※ただし、主要論文が英文論文の場合、和文アブストラクトを添付すること。
PDFにしてお送りください。
- 別紙6:共著者同意済確認書
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個人による応募の主要論文が共著論文である場合は、応募者貢献度が50%以上で、個人応募することに関して共著者から同意を得ている旨の確認書を提出すること。確認書においては、当該論文全体における応募者の役割・担当箇所を明記すること。
ご署名後、PDFにしてお送りください。
選考委員
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- 委員長
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伊藤 元重東京大学 名誉教授
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- 委員
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青山 友紀東京大学 名誉教授
安藤 真東京工業大学 名誉教授
餌取 章男京都先端科学大学 特任教授
来住 伸子津田塾大学 学芸学部情報科学科 教授
栗山 浩樹株式会社NTTドコモ 代表取締役副社長
佐藤 隆明株式会社NTTドコモ 常務執行役員 R&Dイノベーション本部長
須藤 修中央大学 国際情報学部 教授
野原 佐和子株式会社イプシ・マーケティング研究所 代表取締役社長
山尾 泰電気通信大学 名誉教授
※敬称略、五十音順(2024年2月現在)
賞金
- 先端技術部門:優秀賞 600万円(1件)
- 基礎科学部門:優秀賞 600万円(1件)
- 社会科学部門:優秀賞 600万円(1件)
なお、優秀賞に該当が無い場合は、奨励賞などを検討します。
発表
- 2024年10月初旬(予定)に、ホームページ等で発表します。
- 受賞者及び推薦者には9月下旬(予定)に事務局より通知します。
- 授賞式は2024年10月25日(金)に開催予定です。
応募にあたっての注意点
- 応募者は原則として国内で研究活動を行っている方とします。ただし、外国籍、海外在住者で日本の企業等に属している方は対象とします。
- 自薦は受け付けません。
- 原則として先進的業績が対象となります。
ただし、過去の業績であっても、5年間は遡れることとします。 - 主要論文提出にあたり、英文論文については和文のアブストラクトまたは参考資料を添付すること。
- 応募書類や主要論文に、虚偽の記載や、他者の権利を損なう内容があることが判明した場合には、審査の対象外とし、受賞決定後であっても受賞を取り消し、表彰状および副賞金の返還を求める場合があります。
- 審査対象は、応募者1人(または1グループ)につき1業績とします。
- 応募書類は返送しません。
- 過去のドコモ・モバイル・サイエンス賞受賞者の授賞対象となった研究テーマと、今回の応募者の研究テーマが密接に関連している場合は、業績の新規性と、応募者の独自性が明確であることが求められます。
- 各部門の説明・応募書類書式など、昨年と異なる箇所があります。本年の応募要項に基づいてご応募ください。
よくある質問
- 申請者の年齢が 50歳未満とあるが、グループ応募の場合、グループメンバー全員が50歳未満である必要があるか。それとも、代表者のみ50歳未満であればよいか。
- グループ応募でも、全員が50歳未満である必要があります。
- 別紙2-1 共同研究者は、主要論文の共著者で良いか。推薦者と共同研究者(別紙2-1のⅢ)が同一人物でも良いか。
- はい、いずれも構いません。
- 別紙3・4 (特に推薦者から)直筆署名を得ることが難しいが、署名はなくても良いか。
- 厳正な審査の観点から、直筆署名のある書面をPDF化してお送りください。ご事情ある場合はお問い合わせください。
- 同研究所所属の研究者が推薦者になってよいか、別団体所属の推薦者でなければいけないか。
- 応募要項記載のとおり、「国内の大学、公的研究機関あるいは関係学会、協会に所属されている方による推薦とします。」という要件以外はありません。同研究所ご所属の研究者の方のご推薦も問題ありません。
- 別紙5 グループ応募の場合、論文リストはグループ全体で10通か。
- はい、ご理解の通りです。
- 別紙6 共著者同意済確認書は個人応募の場合のみ提出(グループ応募の場合不要)ということで良いか。
- はい、個人応募の方のみ必要で、グループ応募の場合は不要です。
- 書籍は電子書籍の送付も可能か。
- 電子書籍は受け付けておりません。ハードカバー3冊の送付をお願いしております。
お問い合わせ
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