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ドコモ奨学金

社会的養護出身者に対する経済的支援事業

Activity Report

2025年度「ドコモ奨学金」奨学生証授与式・卒業を祝う会

活動報告

202503/26

2025年度「ドコモ奨学金」奨学生証授与式・卒業を祝う会を開催しました。

晴天に恵まれた3月26日(水)ザ・キャピトルホテル東急にて2025年度生(8期生)の奨学生証授与式、ならびに卒業を祝う会を開催しました。
当日は、8期生13名、卒業生8名の他、アフターケア相談所「ゆずりは」から学生たちのサポートをしてくださるソーシャルワーカーの皆様、NTTドコモ関係者など総勢44名の方にご参加いただきました。

はじめに、吉澤和弘理事長より8期生に「勉学はもちろん、皆さんも是非色々なことにチャレンジして有意義な学生生活を楽しんでください」また、卒業生には「たくさんの人たちに支えられているということを忘れず、皆さんと同じ境遇の子どもたちに希望を与えられる存在になってください」と温かい激励の言葉を贈りました。

続いて、2025年度ドコモ奨学生となる8期生に、吉澤和弘理事長から奨学生証が授与され、にこやかな雰囲気の中、一人ひとりと記念撮影を行いました。

  • 奨学生証授与
  • 奨学生証授与後に記念写真

8期生からは、一人ずつ自己紹介の後、将来の夢に向けての決意や進学先での抱負等を述べていただきました。緊張しながらも学生生活で実現したいこと、奨学金への感謝の言葉などそれぞれの思いを伝えてくれました。

  • 吉澤理事長挨拶
  • 8期生スピーチ

この3月でドコモ奨学生から10名の学生が卒業します。式典には8名の皆さんが参加してくださいました。
入学当初は一人暮らしや大学生活に対する不安があったけれど、周りの人たちに支えられ卒業できること、また奨学金のサポートにより経済的にも安心して生活できたことなど、学生生活を振り返っての思いを語ってくださいました。これから学生生活が始まる8期生のみなさんも先輩たちのアドバイスを熱心に聞いていました。
卒業生の皆様には、MCFの小菅事務局長より記念品が贈られました。

小菅事務局長から卒業記念品贈呈

また、去年卒業した2名のOGからは、学生時代、ゆずりは(ソーシャルワーカー)に応援してもらい自分の専攻した分野とは違う業界に就職できたこと、1年間働いてみて感じた社会に出てからの責任の重さなどについて近況報告を交え、それぞれ手紙と映像で後輩たちへの励ましのメッセージを頂きました。
当日、ご欠席されたドコモ奨学金選考委員長の村木厚子様からは「奨学金は一つの扉を開けてくれます。一つ扉が開くと、次の扉がいくつも見えてきます。一生懸命考えて、次の扉を選び取ってください。扉を一つ一つ開けていくことで、皆さんに素晴らしい未来が開いていくと思います。」とのメッセージを頂戴いたしました。
また、アフターケア相談所ゆずりは所長の高橋亜美様からも「朝目覚めてしんどいと思う時、そんな時に思い浮かぶ誰かの顔があったらいいなと思います。みなさんに伴走する私たちソーシャルワーカーが、みなさんの"ちょっと思い浮かぶ"存在になれたらいいなと思います。」との温かい応援の動画をいただきました。

  • 会場の様子
  • 高橋亜美所長ビデオメッセージ

前日の25日には、8期生・卒業生の交流会を行いました。交流会の後半には、ドコモ本社ビルを訪問し、サステナビリティ推進室 涌井道子室長から「ご自身がドコモへ就職した時の経験も交え、今まで携わっていらした業務や、ドコモのサステナビリティの取組みについて」ご講演いただきました。奨学生からの質問もあり、有意義な時間を過ごしました。

  • 涌井室長講演の様子
  • docomo受付での記念写真

事務局より

式典には、全国のMCF理事もご参列し、和やかな雰囲気の中にも、新入生・卒業生とも、新たな一歩を踏み出す子どもたちの門出を祝うにふさわしい、明るく希望に満ちた式典となりました。
今年も卒業生やOBからの後輩へのメッセージでは、学生時代に苦労し壁を乗りこえられた経験、社会人として学びの話は、子どもたちの成長を強く感じることができ、会場にいたすべての人の心に響きました。そして同時に、MCFとして奨学金事業を継続的に行う意義を感じました。
今年度も「授与式・送る会」を執り行うことが出来ましたことは、事務局にとりましてこのうえない喜びであるとともに、式典の開催にあたりご協力いただきました皆さまに深く感謝申し上げます。

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