活動報告Activity Report
活動報告
201611/30
2016年度ドコモ奨学金(アジア諸国からの留学生)活動報告
モバイル・コミュニケーション・ファンドでは、アジア地域から日本国内の大学院修士課程(博士前期課程)に在籍する私費留学生に奨学金を支給しています。
2016年11月18日(金)に、本年度に決定した奨学生20名を対象に「ドコモ留学生奨学金交流会」を開催しました。
2016年度の採用状況
・採用人数 20名
・出身国 9か国 ミャンマー・インドネシア・インド・モンゴル・台湾・マレーシア・ベトナム・韓国・中国
・奨学金 12万円/月(2016年4月~2018年3月の2年間)
奨学生OBによる講話
日本企業で働いている本奨学生OBから、外国人を積極的に採用している日本企業が増加傾向にあることや、就職活動での心構え・体験談、さらに「謙虚な姿勢」と「感謝の気持ち」を持つことにより、日々の仕事が円滑に進むだけでなく、今後の人生においても、とても重要なことだと感じている等、日本企業で働く中で経験した熱い思いを語っていただきました。
奨学生報告会
一般公開されていないNTTドコモのショール―ムを特別に見学させていただきました。その後、ドコモ関係者・モバイル・コミュニケーション・ファンドの理事と奨学生による報告会を開催し、奨学生一人ひとりから自己紹介や母国のアピール、現在取り組んでいる研究内容などについての発表をしていただきました。
日本語での発表ということで、大変緊張していたようですが、多くの奨学生の皆さんから安心して研究活動に取り組めることに対する喜びと感謝の言葉がありました。
モバイル・コミュニケーション・ファンド(MCF)はこれまでアジア16カ国・地域の留学生を対象に毎年約20名に経済的な支援を続けてまいりました。
今年で15年目を迎え、これまでに305名の方へ奨学金の給付を行ったことになります。
この奨学金は、大学院での有意義な研究活動に活かし、皆さんが目標とする研究テーマの達成に繋げていただくことなどを目的に実施してきました。さらに、2年間の大学院生活の中で、日本の文化や社会に触れることにより、日本の良き理解者となっていただきたいと考えています。
また、卒業後は、留学生の皆さん一人ひとりが夢に向かってチャレンジし続け、将来、日本とアジア諸国との良好な友好関係の架け橋となって、ご活躍されることを期待しています。
そして、私どもMCFと留学生の皆さんとの関係が継続できれば、さらに嬉しく思います。