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ドコモ奨学金

社会的養護出身者とアジア諸国からの留学生に対する経済的支援事業

Activity Report

卒業報告

202203/28

2020年度ドコモ奨学金(社会的養護出身者): 3期生 卒業報告

M.Tさん
将来の夢:障がい児施設の保育士

私はこれまでの短大生活を振り返って、様々な経験を積むことのできる機会となりました。
入学した当初からコロナが本格的に流行してしまい、初めは中々思うように学校に通うことができず非常に苦しい自粛生活であったように感じています。また実習期間中には、子どもが感染しないようするために心掛けなくてはならないことや、園の規則に沿って一人の保育者として自覚を持ち意識して関わってきました。そこでの経験を通して、様々な状況にもその都度順応していくことが重要となってくることにも気付くきっかけにもなりました。二年間の学校生活は限られたものとなりましたが、日々の演習や授業を通して多種多様な技術を身につけられたのではないかと感じています。
そして私は短大を卒業後、4月からは障がいをもつ方への就労を支える支援員として勤めます。この職種に努めていく上でも予期しない出来事が日常的に生じてくることが考えられるため、利用者の方にとって安心した作業場を提供できる職員を目指したいと思っています。
そしてこれから奨学生として学校生活を送る方、または現在奨学生として学校生活を送られている方にアドバイスできることは、学生のうちに様々な行事などに参加することです。私はこれまでに何度かボランティアに参加したことがあり、そのような経験は学生の間でも役に立つため、こまめに地域の情報を集めて興味のある分野には積極的に参加して欲しいと思っています。また自分が体験したことなどが、学校での授業と重なるとよりその内容の理解が深まるのと同時に、意欲の向上にも繋がるため是非推奨したいです。学びを進めていく中で、就職先に迷いが生じたり目指している職種に対してあっているのかなどの不安を抱いたりすることもあるかもしれませんが、自分の選択した道に自信をもって進んでいって欲しいと思います。

A.Fさん
将来の夢:エステティシャン

学生生活を振り返って、私は見ず知らずの世界にたった1人で足を踏み入れた様な感覚でした。今までは生活のほとんどを施設の職員の方々がしてくださり、今思えば何不自由なく生活させて頂いていたなと思います。施設の子供は18歳になったら自分の意思とは関係なく必ず旅立たなくてはなりません。卒園したら自由が増える事、やりたい事を我慢せずに出来る事。期待を胸にワクワクする事が沢山ありましたがその反面、お金の管理、自炊、掃除など1人でしっかりとやって行けるのか不安でいっぱいでした。
私の学生生活1年目は丁度、新型コロナウイルスが流行していたため入学の時期が3ヶ月遅れてしまいその間は誰にも会えず、ずっとお家にいました。新しい土地だったため周りに頼れる人が誰もいなく辛い始まりでした。専門学校では資格試験の毎日で思ってた以上に忙しく目標を見失ってしまうこともありましたが、初心に戻り何をしたかったのか再度確認しながら生活を送っていく事が出来、時には友達や施設の職員の励ましがあったりと何とかここまでやってくることが出来ました。
私は今まで人に弱みを見せたり相談する事が苦手で溜め込んでしまうタイプでしたが、卒園してから誰かに相談すること、時には自分の弱みを周りの人に見せたりして爆発する前にスッキリさせる事が本当に大切だなと感じました。今まで生きてきた中で1番人に迷惑をかけたり頼ったりする2年間だったなと思います。
私はずっと夢だったエステティシャンの夢を叶えることが出来、春から社会人として働きます。人は誰でもつまづく事や間違ってしまう事があると思いますが、1番大事なのはその後どう行動するかだと思います。未だに私は出来ていないのですが、「レスポンスは早く!」「なんとかなる!」「とりあえずやってみよう!」この3つを心がけていけば本当に何とかなると思っているので1度きりの人生楽しんで目標に向かって頑張って欲しいと思います!

A.Yさん
将来の夢:管理栄養士

2年間の学生生活を振り返ってみると、本当に沢山のことがありました。
まず、本当に勉強についていくのが大変でした。元々4年制大学の方に編入し、管理栄養士になるつもりで高3の時から頑張ってきましたが、全く歯が立たず、私なら出来ると思っていたのに、そんな思いなんていとも簡単に壊されました。何度も心が折れましたし、もう何もかもが嫌になったりもしました。それでも、今こうして卒業を迎えることが出来たのは、同じ思いを持った仲間たちがすぐ近くにいたからだと思います。
そんな私も4月からは社会人になります。忙しない日々の中でも、何か趣味や楽しみを見つけていきたいです。まず何よりも健康第一で、何事にもチャレンジする心を忘れずに、今よりも素敵な人になれるように努力し続けたいと思います。
後輩の方々に私から伝えられることは、1番は何か目標を持ちそれに向かってがんばれたら良いのですが、私自身2年間の学生生活の中で、自分には無理だと思った瞬間って沢山ありましたし、自分が何になりたいのか、どうしたいのか分からなくなった時もありました。正直今もまだ探し中です。こんな私だからこそ伝えられるのではないかと思うことは、目標とか夢って変わっても全然良いんじゃないかなということです。もちろん、これだ!と決めて進学し、ブレずに仕事に繋げられるのって本当に素晴らしいことだと思います。でもみんながみんなそう出来るわけではないと思うから、例え違う道に進んだとしても、それが悪いとか思わずに、自分の道を決める為の大切な時間だったんだなと思えたらハッピーなんじゃないかなと思います。
最後になりますが、MCF事務局の皆様、ゆずりはの皆様、2年間支えて下さり本当にありがとうございました。

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