活動報告Activity Report
修学報告
202510/08
2024年度ドコモ奨学金: 7期生 2025年度前期修学報告
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S.Iさん
将来の夢:一級建築士
二年前期は一年生のときよりも授業内容がぐっと専門的になって、正直ついていくのが大変でした。特に「空間演習」という講義では、アイデアを考えるところから模型づくり、図面まで短い期間で仕上げなければならず、毎回かなりハードでした。素材の扱い方や構造を考えながら形にしていくのは想像以上に難しくて、知識だけじゃなく手を動かす技術や集中力も必要なんだと実感しました。
それに加えて、制作にかかる材料費を自分で補うために、今まで以上にバイトを頑張ったので、自由に使える時間はほとんどありませんでした。授業が終わったらバイトに行き、帰ってきたら課題に取りかかる日々で、休日もほぼ制作に使っていました。正直、体力的にも精神的にもきつい時期でしたが、その分、時間を計画的に使う力や、やるべきことの優先順位をつける力が少しずつ身についたように思います。
振り返ってみると忙しさの中で得たものも多く、専門的な学びだけでなく、自分の成長を感じられる学期でした。これからの学びにもこの経験を活かしていきたいです。
Y.Sさん
将来の夢:保育士
2年生に無事進級することができ、新しいクラスでの生活が始まりました。2年生になり実習も増えたため、先のことを見越して空いてる時間にピアノの練習をしたり、指導案を書いたり、実習で使うものを製作したりと、バイトと両立しながら時間を有効に使うことが出来ました。実習では丸1日先生役を務める実習なども増えたためとても緊張し不安でいっぱいでしたが担当してくださった保育者が頑張ってねと励ましてくれたり、子ども達も活動や手遊び、絵本やスケッチブックシアター等を楽しんでくれたので楽しく実習を乗り越えることが出来ました。前期での実習を通して、自信をなくすと声が小さくなってしまうことや緊張しているのが相手に伝わってしまうことなど反省点も見つかったので後期の実習ではそれを生かせるよう、準備を入念に行い自信に繋げられるよう努力します。
また、通っている自動車学校も実習やバイトと両立しながらでとても少しずつではありますが着々と進みもうすぐで第二段階の路上教習が終わります。後期では実習を乗り越える、自動車学校を卒業し免許を取る、就職先を決めることを目標に時間を有効活用し、精一杯頑張ります。
K.Tさん
将来の夢:農福連携を基盤とした事業
今年の4月から9月にかけて、学校生活も私生活も充実した半年間となりました。新学期は、進級したことで2年目となり、昨年の経験を活かしてすぐに生活リズムを掴み、スムーズにスタートを切ることができました。
学業面では、昨年度に比べて良い成績を残すことができ、日々の努力が形となって表れていることを実感しています。さらに、夏休み期間中には農業の短期アルバイトにも挑戦しました。主に草刈り機を使った草刈りの作業を通じて、体を動かしながら働くことの充実感を得ることができました。
また、昨年から継続している地元の特産品を活用した新商品開発のプロジェクトも大きく進展しました。このプロジェクトは10月にイベントでの試験販売を控えており、現在はその準備に追われています。この取り組みは、11月に開催されるビジネスビジョンコンテストへの出場も視野に入れており、チームで協力しながら活動を進めています。
そして、この夏からは地元の環境保全に取り組む企業を表彰する新たなプロジェクトに、大学生スタッフとして参加しています。企業へのヒアリングや取り組み調査を通じて、地域社会に貢献する企業の活動を間近で学ぶ貴重な機会を得ています。
夏休み明けも、良いスタートが切れました。休みが終わる1週間前から、学校がある日と同じ時間に起きる習慣をつけ、体を慣らしたことで、無理なく2学期を始めることができたと思います。この調子で、残りの期間も有意義に過ごしていきたいです。
A.Kさん
将来の夢:保育士
先日、保育実習を無事終えることが出来ました。実習では、実際の保育現場で多くの学びを得ることが出来ました。子どもたち一人ひとりに寄り添い、その個性や気持ちを理解する大切さを強く感じました。また、柔軟に対応する力の重要性にも気づき、子どもたちの成長をサポートするためには、より深い理解と必要だと実感しました。この経験を今後の学びに生かし、保育者としてさらに成長していきたいと考えています。さらに、進路も無事決まりましたので、ご報告いたします。この一年ちょっとで、障がいを持つ人や高齢者の方々の知識も付けたいと考え介護福祉の道に進学いたします。進路が決まったことで、これからの学びに対する意欲が高まり、充実した学生生活を送ることへの期待も膨らんでいます。しかし、いくつかの科目で単位を落としてしまい再試験になってしまいました。現在は再試験に向け勉学に取り組んでおり、進学に向けてしっかりと準備を進めています。
S.Aさん
将来の夢:プロダクトデザイナー
前期は体調の影響もあり、授業に出席できない時期が少しありました。その結果、学習面では去年と比べて成績が伸び悩み、思うような成果を残すことができませんでした。特にデザイン系の課題や理系科目の授業では、提出に追われる場面も多く、自分の計画性や学習方法を見直す必要性を強く感じました。今後は体調管理を第一に、欠席を減らしながら着実に知識を身につけ、去年以上の成果を目指していきたいと思います。
サークル活動に関しては、去年に比べると参加の機会が減ってしまいましたが、友人関係には特に問題はなく、仲間との交流を通じて日々の生活に支えを感じています。アルバイトは現在、派遣会社に所属し、単発の仕事を中心に取り組んでいます。仕事内容は多岐にわたりますが、その都度新しい環境に適応する力や責任感を身につけることができています。収入は安定しているわけではありませんが、自分のペースで働けるため、学業との両立はしやすいと感じています。
前期を振り返ると、勉強や活動の面では反省点が多くありましたが、その中で気づきを得ることができました。後期は体調を整えつつ、授業やサークルにより積極的に取り組み、自分の成長につなげていきたいです。
N.Iさん
将来の夢:理学療法士
1年生の時から担任の先生から『授業の面では2年生が一番大変』と言われており、気合を入れて迎えた2年生前期でしたが、言われていた通りとても大変な4か月でした。平日は毎日朝から夜まで勉強やテストに向けた実技の練習、空いてる時間はアルバイトとかなりスケジュールを詰めてしまい、なかなか自分の時間も取れず気が滅入ってしまう時期もありましたが、大学での友人や小学校時代からの友人たちにたくさん助けられながら少しずつ立ち直っていき、無事に単位を落とすことなく前期を終えることができました。
後期では2月から1か月間病院での実習があり、それに向け実技科目が増えるため実技の練習等でまた忙しくなると思いますが、前期での反省を活かし、頑張るときはしっかり頑張る、休む時はしっかり休むとメリハリのある生活を送れるよう心掛け、無事に病院実習を乗り切れるよう精進していきたいと思います。
R.Iさん
将来の夢:美容専門学校の教員
私は現在、美容学校に通っておりますが、二年生になってからは一年生のときよりも深い視点でメイクについて学ぶようになりました。その成果として、コンテストでは賞をいただくことができ、自分の努力が形となって表れたことにとても達成感を覚えております。授業を通じて学ぶ知識や技術に加えて、実際に評価をいただけた経験は、自信にもつながっております。
生活面では、忙しさから外食が多くなりがちでしたが、今後は少しずつ改善していきたいと考えております。健康を整えることは、美容の勉強にも直結するため、生活習慣の見直しを大切にしたいと思っております。
この夏休みはとても充実しており、海外旅行や国内旅行を通して多くの景色や文化に触れることができました。実際に見て体験したことは新しい刺激となり、美容の学びにおいても感性を豊かにする大切な時間になったと感じております。旅先で得た知識や感覚を、今後の表現や接客にも活かしていきたいと考えております。
また、就職活動では内定をいただくことができ、来年4月から美容部員として働けることを大変うれしく思っております。現場に出れば新しい挑戦が待っているかと思いますが、これまでの学びと経験を土台にしながら成長し、一人でも多くのお客さまに満足していただけるよう努力してまいります。
M.Nさん
将来の夢:Webデザイナー
大学2年の前期を振り返ると、学業・資格取得・生活のいずれにおいても、自分の成長を感じる学期でした。大学では特にデータ分析に力を入れ、回帰分析など統計手法を実際のアンケート結果に当てはめて学びました。単に数字を処理するだけでなく、その背後にある人々の選択や価値観を読み解こうとする過程がとても新鮮で、「人によりそう情報システム」を設計するために欠かせない視点だと気づかされました。こうした学びをさらに深めていきたいと考えています。また専門分野の学習だけにとどまらず、自分なりの挑戦をすることを意識しました。その一環として日商簿記2級を取得しました。数字を扱う力や会計の基礎知識を身につけることで、情報システムを考える際にも経済的な視点を持ち込めるようになったと感じています。専門分野の学習とは異なる角度から知識を積み重ねることで、自分の視野が広がったと考えています。生活面では、一人暮らしに慣れ、栄養バランスを考えて食事を作ることを心がけるようになりました。学業と私生活の両立で慌ただしくなる日もありますが、時間の使い方を工夫することで何とかバランスを保っています。前期を通じて得た学びと経験を糧に、今後もさらに挑戦の幅を広げ、成長を続けていきたいと思います。
KN.Kさん
将来の夢:歴史を学び戦争孤児を生まない世界を創る
2回生の前期はなによりも「行動」を大切に過ごしてきました。
頭の中で考えていることを実際に行動に移すことの重要さは、昨年からの大学生生活で重々理解していたのですが、口に出すことだけで満足して、中々上手く実行できていませんでした。そのような状態を変えようと、今期は自分自身がしたいことや、考えがあればすぐに行動に移すようにしました。
その意識変化によって、前から熱望していた災害ボランティアに参加することができました。
プログラム参加のために選考を受け、無事に9月に3泊4日で能登半島でボランティア活動をすることができました。今回能登半島ボランティアにより出会えた素敵な方々との出会いや、人生で初めて訪れることのできた地域、現時点の自分の足りない部分を知ることができて本当に参加してよかったと感じました。継続的に今後も能登という素晴らしい地域と関わりたいとも思うようになり、自分のこれからのするべきことも具体的にイメージが湧きました。
課外活動はかなり充実していてとても良い経験となっています。2年目の学校生活も1年生の頃に比べると、勉強の時間も多く取れるようになり、新しく資格の勉強も始めたいと考えられるようになりました。新しい目標を持ちつつ、自らの課題もまだまだ多くあるので向き合いながら取り組みたいと思います。
これから始まる後期も、前期と同じく自分から「行動」することを大切に引き続き頑張ります!
具体的には、社会貢献等の活動に機会があれば更に多く積極的に参加したいと考えています。
H.Mさん
将来の夢:色の研究
今学期を振り返って、前期は自分のやりたいことや進路について今までで1番真剣に考えた時期だったと思います。私たちの大学は2年の後期からゼミが始まります。ゼミは今後の進路を大きく左右する重要なイベントです。私はビジネスに興味がある位のぼんやりとした夢しか持っていませんでした。なので、ゼミを決めることがすごく難しかったです。私の配属先の事は、学校の中でもかなり忙しくて厳しいゼミで、かなり不安です。ですが、ゼミを通して自分を大きく成長させたいと思います。
またこの前期は、たくさんチャレンジをした時期でした。私は普段、リスクを考えてしまい、なかなか1人で行動できずにいました。だけど、この前期は、英語の勉強のため、1人で授業をとってみたり、いろんな活動に参加をしました。そのおかげで自立性を身に付けることができ、自分で考えて行動したり、自分の行動に責任を持つことができるようになりました。ただ友達と一緒に過ごすだけではこの力は身に付かなかったと思います。貴重な体験ができてすごく良かったです。
これから4年までのゼミ活動では、ゼミが終わるまでに自分の短所を長所に変えれるように積極的に行動していき、「これまで頑張ってよかった」と思えるように全力で取り組みたいと思います。
H.Tさん
将来の夢:ホテリエ
日中はまだ暑さが残りますが、朝晩には秋の涼しさを感じるようになりました。残りの学校生活もあと5か月。時間が過ぎるのはあっという間で、少し寂しい気持ちになります。
前期は主に就職活動に励みました。第一志望のホテルでは4次面接まで進みましたが、悔しい結果となりました。しかし面接を受けるたびに、自分が今まで何を頑張ってきたのか、なぜホテルに就職したいのかを改めて考えることができ、より一層ホテル業界を志望する気持ちが強くなりました。結果を聞いた直後は落ち込んで何もしたくない時期もありましたが、先生方が前向きな言葉をかけてくださったり、別のホテルの求人を紹介してくださったりしたおかげで、気持ちを切り替えることができました。
就職活動以外ではアルバイトにも力を入れました。学校との両立は大変な部分もありましたが、約2年間ホテルでアルバイトを続けてきたことで仕事にも慣れ、自信を持って接客できるようになりました。
今後は、自分の行きたいホテルから内定をいただけるよう努力を続け、残りの学校生活も充実させていきたいと思います。