活動報告Activity Report
修学報告
202504/22
2024年度ドコモ奨学金: 7期生 2024年度後期修学報告
- 奨学生一覧
S.Iさん
将来の夢:一級建築士
昨年度後期の建築学科の学びを振り返ると、特に「建築製図」「構造力学」「西洋建築史」の各科目が、私にとってとても為になる講義となりました。
まず「建築製図」では、設計図面を描く技術が求められ、細部にわたる精度と表現力が重要であることを学びました。図面一枚一枚が建物を形作る基盤であることを理解し、その重要性を再認識しました。特に、寸法の取り方や視点の変え方など、実務にも直結するスキルを学べたことが良かったです。
次に「構造力学」は、建築物がどのように力を分散させ、安定を保っているのかを理解する重要な科目でした。最初は難しく感じましたが、力の作用点や応力、圧縮や引張の理解が深まり、建物がどのようにして安全に立つのかを学べ、実際の設計に活かすための基礎として、この知識は今後非常に役立つと感じています。
「西洋建築史」では、古代から近代に至るまでの建築の変化を学び、建築が時代背景や文化を反映していることを強く実感しました。ローマ建築の強靭さや、ルネサンス期の美的感覚、近代建築における機能主義への転換など、それぞれの時代が持つ特色を理解することができ、建築というものが単なる物ではなく、文化的・歴史的な意味を持つことを改めて感じました。
これらの科目を通して、建築に対する視野が広がり、単に「設計する技術」だけでなく、建築が社会や歴史とどのように関わっているのかについても深く考えることができました。
生活面では、前期から続けていたバイトを継続しながらもう1個新しく始めてみました。掛け持ちは大変ですが、今後の自分のためになると思い、成績を落とさないような形で続けていきたいと思います。
R.Mさん
将来の夢:数学教師
後期は体調不良が続き、思うように生活が送れない時期がありました。一人暮らしの生活にも慣れてきたものの、日々の家事や食事の管理、大学の授業との両立に疲れを感じることが多く、知らず知らずのうちにストレスがたまってしまっていたように思います。特に寒さが厳しい時期には体調を崩しがちで、通学が負担に感じることもありました。
そんな中で少しでも気分を変えようと、友人と一緒に旅行に出かける機会を持ちました。自然の多い場所を訪れ、普段の生活では味わえない空気や景色に触れることで、リフレッシュすることができました。この旅行は、自分の心と体の状態を見つめ直すきっかけにもなり、今後は無理をせず、自分のペースを大切にすることが必要だと感じました。
後期は体調面での反省も多かったですが、自分を見つめ直す時間にもなりました。2年生も頑張っていきたいです。
Y.Sさん
将来の夢:保育士
後期の学校生活では科目習得試験や実習、授業での筆記や実技のテストが多く、毎日とても忙しかったですが、友達やクラスのみんなと明日も頑張ろうねと励ましあって何とか終えることができ、辛かったですが、今思えばとても充実した楽しい学校生活を送ることが出来ました。
10日間実習では、個性ある様々な子どもと関わり保育者がどのように一人一人と向き合っているのか、子どもの気を引く導入、絵本の読み聞かせ、話し方など様々なことを学ぶことが出来ました。その反面、点呼や導入をするだけでも簡単そうに見えてとても難しく、人前で話すことの難しさや自分の課題なども学ぶことが出来ました。毎日の日誌はとても辛かったですが10日間はとてもあっという間で最後には子ども達みんなが○○先生と名前を呼んで何度もタッチしたり抱きついたりしてくれてとても嬉しかったです。今でも担当した、なでしこ組の子どもたちに会いたいなとふと思い出すくらいとても楽しかったです。
12月頃から環境も色々と変わりはじめ、3月には住む場所やバイト先も変わりましたが、自立に向けて自炊に挑戦したり、ドコモ7期生の友達の真似をして家計簿をつけてお金の管理ができるように少しずつですが努力したり前向きに頑張っていて、毎日がとても楽しく充実していてすごく幸せです。
2年生になったら、実習がもっともっと多くなり大変になると思いますが、前回での反省を活かせるよう日々の学校で努力し、バイトと学校、ピアノの自主練を両立してこれからも頑張っていきます。
K.Tさん
将来の夢:農福連携を基盤とした事業
一年生の後期は挑戦の半年でした。今まで活用してこなかった「オフィスアワー」を活用し、大学の先生と親しくなることができました。それがきっかけで、私が興味ある分野で活躍する人も紹介していただき、お話する機会を設けてもらいました。自分の目指す姿を再認識できたと思います。人との繋がりが重要な業界でもあるので、私の将来の目標に一歩近づいたと感じています。また、大学で地元の特産品を盛り上げるために企画を考える講義があるのですが、企画で終わらせるのはもったいないと感じ、講義で出たアイディアを上手く取り入れながら、新しく企画を考え、自らイベントでの出店活動も行いました。今年度も継続して活動したいと思います。
一方で生活面ではアルバイトに課題が残ります。8月からアルバイトをしていましたが、接客業や人間関係に難しさを感じ、11月下旬で辞めるという決断をしました。現在アルバイトに応募中で、決まり次第アルバイトに再挑戦したいと考えています。
様々なことに挑戦した結果、自分の得意なこと、苦手なことを知ることができました。4月から2年生になりますが、学生であるという強みを活かして、継続して様々なことに挑戦したいと思います。
A.Kさん
将来の夢:保育士
大学生活の後期は、十月から十二月までには特に変わったことはなかったのですが、一月からの実習が二回ありました。一回目は保育園実習があり初めての実習ということもあり、色々と緊張して望みました。先生方の優しいお言葉がけを力に頑張っていけました。そのあとすぐの施設実習では、初めは衝撃を受けたりしましたが、職員さんの対応の仕方などを見て、色々と充実した実習が行えました。一年生の単位を無事習得出来、二年生での実習が後二回残ったているので頑張って習得していきたいです。
私生活では、三月に引っ越しをし今は違う環境に戸惑いながらも少しずつではありますが、生活が成り立ってきています。後期に色々と重なり忙しい毎日でしたが着実に夢に近づいているような気がします。このまま残りの二回の実習もクリアして行きたいです。
S.Aさん
将来の夢:プロダクトデザイナー
後期ではzoomによる講義が主流だったので前期よりも比較的登校する日数は減りました。その分課題が複雑になり、手間がかかるようになったので体感では後期の方が疲労が溜まった感じがしました。特にデザインによる課題は、アナログやデジタルなどのツールを併用してハンディークリーナーやドアノブのデザインを学びました。作成する過程も極めて複雑でストレスになることもありましたが、何よりデザインすることは幼い頃から好きだったので挫けることなく学び続けることができました。
勉強以外ではバイトとサークルの両立ができました。バイトは春休みに入ってから新しく引っ越しバイトを始めました。始めたての頃は仕事内容を覚えることで精神的に一杯一杯だったのですが、内容を一通り覚えてからは少しは余裕を作れるようになりました。サークルは引き続きダンスを続けているのですが、最近はフットサルにも通うようになってアクティブな生活を継続しています。体力をつけたいと思ったので、運動を意識して生活するようにしています。
2年次では忙しくなることが予測されるのですが、その中で時間の使い方を気をつけて行きたい所存です。
N.Iさん
将来の夢:理学療法士
後期では前期に引き続き、基礎3科目と呼ばれる解剖学・運動学・生理学を中心とした座学をメインに勉強していきました。また、後期では前期と違い実技科目が増え始め、空いてる時間を有効活用し復習や実技練習を反復して行う必要がありました。前期より講義数も増え、なかなか時間が取れないこともあったり、後期試験期間にインフルエンザに感染してしまい9科目追試になってしまうハプニングなどありましたが、無事後期を乗り切り進級することができました。
また後期では、12月から近所の飲食店でアルバイトを始め、労働、お金を稼ぐことの大変さを学びました。初めてのアルバイトということもあり、初めは分からないことだらけで緊張もしましたが、先輩方の優しい指導により今では少しずつ慣れて行き、元気よく業務に励んでいます。
2年次は1年次より忙しく、大学の先生曰く4年間で講義が1番大変なそうなので上手くやっていけるか心配なところもありますが、空いてる時間を有効活用しながらメリハリのある生活を送って行きたいです。
R.Iさん
将来の夢:美容専門学校の教員
夏休みが終わり9月から新しい選考授業が追加され一歩進んだ勉強が始まりました。美容学校での生活も慣れてきて自ら新しいメイク方法などにも挑戦し、後期ラストにあるトータルビューティコンテストに挑むことができました。モデルの持つ魅力を最大限に引き出しトータルのスタイルをかっこいい感じにすることで自分の思い描いたモデルを作り出すことができました。ここに辿り着くまでに色々なメイクの改良やファッションの変更を重ねたくさん練習したことにより納得のいく作品にできたんだと思いとても大変で楽しかったです。また先生方にもクラス唯一の満点を頂き努力して良かったし、嬉しかったです。
生活面では、外食が多くなり自炊をする機会が減り気をつけていきたいと感じました。ですが、健康診断はとても良かったので悪くならないよう食事には気をつけながらバランスよくできるようしていきたいです。また、友人との交流も増え他の県への旅行や都内での観光、様々な土地に触れその土地にあった食事、体験をしてたくさんの景色も見ることができたのでとても充実した後期になりました。
M.Nさん
将来の夢:Webデザイナー
大学生活も2年目となり、ようやく学業や生活のリズムをつかめるようになってきました。感性工学の専門授業が本格的に始まり、日常の「なんとなく好き」「心地よい」と感じる感覚を、理論やデータで捉える学びに面白さを感じています。感性という曖昧なものを、工学的な視点で分析し、形にするという考え方は、自分にとって非常に新鮮で、興味が尽きません。
今後は、人間の感性中心のデザインやユーザー体験の分野に関心を深めていきたいと考えています。製品やサービスを使う人の気持ちに寄り添い、感覚的な満足につながるものづくりに関わることが目標です。そのために、データ分析やプレゼンテーション力など、感性を伝えるための技術も磨いていくつもりです。
一人暮らしにも少しずつ慣れ、日々の家事や生活管理も自分でこなせるようになってきました。体調を崩さないよう自炊を心がけ、時間の使い方にも気を配っています。慣れないことも多いですが、自立した生活を通して、責任感や計画力が養われていると実感しています。これからも学業と日々の生活を充実したものにできるよう努力していきます。
KN.Kさん
将来の夢:歴史を学び戦争孤児を生まない世界を創る
新しい人との出会いと新しいことをやってみるという2つの点において、後期の半年間はとても積極的になれました。
大学生活にもだいぶ慣れることができたと思います。履修登録も前期に比べて考えて選択することができた為、授業の空き時間を有意義に使えるようにもなりました。自分の専門分野の勉強については想像していたよりもレベルが高く、私自身の専門的な知識がまだまだ不足していることが明確になりました。そのため優先して取り組んでいくべき新たな課題であると痛感できたことは良かったと考えています。
また長年してみたかった巫女のご奉仕を正月にさせて頂けたことが、今回すごく良い経験になりました。そこでの経験や神主さんなどとの出会いから広げて考えてみたことで、今まではっきりしていなかった将来についても具体的なイメージを持つことができるようになりました。
新しい人と出会えた際にただ出会うだけでなく、知り合いや友人になって次の機会に繋げたり、直接会話をすることが自分にとって貴重な機会であることが多かったため積極的に人と会話をすることができました。前期の課題として挙げたコミュニケーション能力の向上という点においては成長できたと考えています。
新年度からも明確な目標を立てることで意義のある生活を送れるように心掛けたいと思います。
H.Mさん
将来の夢:色の研究
10月から3月までの期間では、以前と比べ人と深く関わる機会が増え、前期よりもいろいろな意味で濃い時間を過ごせたと思います。私は、文化祭実行委員に入っていて、大学の文化祭を委員会全員で作っていきました。初めは、作業していても完成までのビジョンが見えず、全く知らない人と一緒に作業することに不安を感じていました。しかし、徐々に委員会の人と仲良くなり、最後に完成した文化祭のステージやプログラムを見て、仲間と協力してなにかを成すことの楽しさを知りました。今年の5月には委員会に新入生が入ってくるので、その子達とも仲良くなりたいです。
以前は、後輩と接する機会があまりなかったので扱い方が分からず苦手でしたが、今勤務しているアルバイト先に高校生の子が入ってきて、後輩に仕事内容を教えたり、他愛もない話ができて、自然と後輩への苦手意識も払拭できました。なので、委員会で新入生が入ってくることに不安もありつつ、ワクワクしています!
また勉強面で私は「夢実現のために時間を使う」を目標としてこの半年を過ごしました。以前から興味があるビジネス関係の授業をとり、自分が知りたい知識がどんどん習得できてきている事を体感できて、すごく楽しかったです。また、私には、将来留学する目標があります。そのため、学内にある英会話レッスンに参加したり、留学向けのプログラムに積極的に参加しました。その頑張りのおかげか、以前英語が苦手でTOEIC400点台の私が、2か月で100点以上上げることができ、目標の500点台に到達できました。すごくうれしかったです。来年の目標として、留学に必須なスピーキング力を上げたいので、もっと頑張りたいと思います。
前期にボランティアに参加して、「セサミストリート」の代表の方に直接お話を聞く機会があり、そこで改めて世界の広さを知り、留学がしたいとおもうようになりました。このようにいろんな人との出会いが、自分でも思ってもみない方向へ人生や価値観を変えてくれるのだと気づきました。だから今年の目標は、「失敗を恐れず、自分がやってみたいことを全力でする」ことにします。
H.Tさん
将来の夢:ホテリエ
春らしく穏やかな気候に心和む季節となりました。あっという間に1年がおわり新しい学年での学校生活が始まりました。1年生の後期を振り返ると色々な思い出が思い出されます。全部したためたいところですが長くなってしまうのでほんの一部ですが後期の出来事を報告したいと思います。
学校にも慣れてきた10月、他の学科との合同キャンプが行われました。4月のデイキャンプとは違いキャンプ場に寝泊まりしたりカレーをみんなで作ったりなどキャンプらしいことができとても楽しかったです。
後期のテストが始まった11月、バイトと勉強の両立が難しく体調を崩してしまうこともありましたが自分のペースで頑張りました。
1月から1ヶ月間ホテルでの企業実習がありました。私は普段ホテルのロビーでアルバイトをしているのですが実習では宴会やレストランなど料飲部門が主だったのでバイトとはやることが全く違い、慣れないことだらけで大変でしたがきついこともポジティブに捉え1ヶ月間頑張ることができました。
様々なことがあった後期ですが本当にあっという間に過ぎていきました。2年生からは本格的に就活が始まるので自分の将来像を固め自分の働きたい企業に内定をもらえるように頑張りたいと思います。また友達とも学校行事などを通してたくさんの思い出を残したいです。