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ドコモ奨学金

社会的養護出身者とアジア諸国からの留学生に対する経済的支援事業

Activity Report

活動報告

202203/03

2020年度(アジア諸国からの留学生):卒業後の進路と今後の抱負

将来はセキュリティエンジニアになりたい

名前:ゴータム ユバラズさん
大学:室蘭工業大学
国籍:ネパール

私は室蘭工業大学の大学院工学研究科・修士課程情報電子工学系専攻二年生のゴータムユバラズと申します。ネパール出身です。私は2015年の9月に留学生として日本に来ました。
最初の四年間、大学生として稚内北星学園大学でネットワーク技術を学び、さらに、半年間研究生としてSDN(Software Defined Network)の研究を行いました。また、その研究を続けるため、現在の大学に進学しました。今は、佐藤和彦ゼミに所属し、SDNのセキュリティーに関する研究を行っています。特に、この大学に入学してから今までの二年間、プロジェクトのアイディアを探求する機会を頂き、この間、2020年と2021年に中国で行われた国際学会「International Conference on Networking and Network Applications (NaNA)」に論文を投稿することもでき、とっても嬉しく思っております。
今年の三月に卒業を予定しており、卒業後、四月から「株式会社三技協」に就職をすることとなっております。今まで学んできたいろいろな知識を得て、会社に貢献できればと考えております。私は特にネットワークのセキュリティーに関して興味を持っていて、会社のセキュリティーに関する職種で自分の力を発揮していきたいと考えております。いずれ、将来は良いセキュリティエンジニアになれたらいいなと思っています。また、これから社会人になり、社会人としての生活も楽しみにしております。
今までの二年間、JEES・ドコモ留学生奨学金を受けられたおかげで、研究に集中することができ、大変感謝をしております。経済的な負担をかけずに研究論文を完成させることができ、将来の目標を達成するためにサポートしていただき、誠にありがとうございました。

アンテナ工学、無線電力伝送に関する知識を活かしたい

名前:パル タンドラさん
大学:岩手大学
国籍:インド

大学院を卒業後、日本の電気通信会社で研究開発に携わりたいと思っています。特に、大学で学んだアンテナ工学、無線電力伝送に関する技術や知識を活かして、研究者や技術者として働きたいと思っています。
大学院での研究の中で、ワイヤレス電力伝送とワイヤレス通信を共存させるための全く新しい技術について学びました。この実現は人々の生活をとても便利にするものになると私は信じています。例えばこの技術により、センサーやウェアラブル端末などに電池交換・メンテナンス不要で充電や電源供給が可能となり、病院や医療施設など様々な場面で役立ちます。また、誰もが忙しいオフィスでは、いつでも携帯電話の充電が可能で、充電量を気にすることなくどこでも快適に作業できる環境が実現できます。
この技術をもとに、日本の企業や職場の一員となり、さまざまな経験を積み、新しい知識を身につけ、挑戦していきたいと思います。そうすることで、視野を広げてさらなる成長を目指していきます。大学院で身につけた知識やスキルで修了後も技術の発展に貢献し、世界の人々の生活環境を豊かにし、世界の生活水準を向上させるための研究を継続していきたいと思います。

次世代の航空交通システムの進歩のための研究を進んで行く

名前:孟 成柱(メン ソンジュ)さん
大学:筑波大学
国籍:韓国

筑波大学、リスク・レジリエンス工学学位プログラムの博士前期課程2年の孟成柱(メンソンジュ)と申します。この2年間、JEES・ドコモ留学生奨学金のおかげで研究に専念することができたことに心より感謝いたします。現在、修士論文の最後の修正に入り、卒業に向かっています。修士課程を進むに当たり、多様な優れた研究成果を拝見したり、専門家である方々から貴重な情報を拝聴するなど、視野を広げる機会を多く得たこと、嬉しく存じます。
卒業後、同大学院の博士後期課程に進学する予定です。大学院に入る前システムエンジニアとして働いた経験と、更にこの2年間積んできた研究者としての経験を一緒に活かし、現在の航空交通システムの安全性と効率性を保ちながら次世代航空モビリティも含む、人間を中心とした次世代航空交通システムの実装に向けて研究を進んでいきたいと思います。いろいろな学会に参加し、発表することができました。研究者としての在り方を身に着け、これから本格的に深く研究活動をしていき、良質の成果を出していく、今後の進歩を楽しみにしています。
博士後期課程を修了した後は、韓国や日本を離れ、海外で研究者として働くことを目指しております。これまで学んできたすべてを活かしながら、また新しく経験を積んでいきながら、社会に貢献することができるよう頑張って参ります。

ベトナムと日本に貢献できる人材を目指して

名前:HUYNH THANH NHAN(フイン タン ニャン)さん
大学:長岡技術科学大学
国籍:ベトナム

ベトナム人の留学生のフインタンニャンと申します。今年は日本に滞在して4年目になります。学歴としては2年間ホーチミン市工科大学で勉強して、3年次に長岡技術科学大学に編入しました。2年間学部生として在籍してから、2020年の4月から電気電子情報工学専攻に進学したところで、現在は修士課程の2年生です。
修士課程の始まり頃からの2年間、JEES・ドコモ留学生奨学金を頂き、誠に感謝いたします。お陰様で、勉学に打ち込むことができ、現在卒業に向け修士論文に励んでいるところです。
現在、私は日本企業の内定が決まった状態で、今年の4月から仕事が始まります。就職先は製品メーカの企業です。就職した企業は製品メーカの大手であり、海外拠点が多いです。母国に帰りたい気持ちはとても強いですが、現在の私にとって一番いい選択は日本に滞在して仕事をすることです。日本で仕事をすると、視野を広げることができ、革新的な技術を学ぶことができます。それに、日本に4年間の留学した後に、日本からの支援を頂き、日本に貢献したい気持ちが生まれました。また、ベトナムに帰らずに海外で仕事をしても母国に貢献できる方法があると信じます。その結果、ベトナム帰らずに日本で仕事をすることは、私が長い時間検討した後の選択です。つまり、私はベトナムと日本に貢献できる人材になろうと意識しています。
社会人になるまでの準備等、研究活動があるので、非常に忙しいですが、学生時代の最後の瞬間を楽しんでいます。

人々の生活を豊かにする製品の開発に関わりたい

名前:ZHANG JIANYAO(チョウ ケンギョウ)さん
大学:電気通信大学
国籍:中国

研究生として電気通信大学に入って、修士課程を始めてから早三年半が過ぎました。本日の修士論文発表会を持ちまして、自分の研究室生活は一段落がつきました。今振り返ると、とても充実した時間を過ごせたと思います。今までお世話になった大学の方々、両親、および自分の留学生活を支えてくださったJEES・ドコモ留学生奨学金に感謝の気持ちでいっぱいです。卒業までまだ二ヶ月ありますが、残した時間にもう一本の学会誌論文を出せるように頑張りたいと思います。
卒業後の進路については、去年の四月に日本の某大手企業の内定をいただき、今年四月から研究職として勤め始める予定です。今後の生活環境は若干変わりますが、会社ならではの視点で社会に有意義な技術を研究し、人々の生活を豊かにする製品の開発に関わりたいと思います。今はコロナ禍が未だに収まっていなく、リモートワークがあたり前のようになっており、対面のコミュニケーションが失われつつあります。私は大学で触覚の研究を行い、人と人、人と物のインタラクションを増強する方法について研究しましたので、これからは大学で得られた経験を活用し、人々が離れ離れであっても、近くにいるようにする製品を開発したいと思います。これから社会人になりますが、引き続き頑張る気持ちは変わっていません。就職先は世界規模の大企業なので、ここで働ける機会を大事にし、自分のスキルを鍛えると同時に、世界的な視点で物事を考え、人類の発展に力を尽くし、価値のある人生を過ごしたいと思います。

人工知能やテクノロジーの力で社会問題を解決したい

名前:CHANVONGNARAZ KHAMPASITH(チャンウォンナラ カンパシ)さん
大学:豊橋技術科学大学
国籍:ラオス

大学院を卒業した後は日本の会社で就職したいと思っております。IMLEXという国際修士プログラムを参加することによって、卒業が半年遅れ、2022年の秋に卒業することになりました。そのため、2023年卒の扱いになり、就職活動の時期やプロセスが少々ややこしいことになりました。2022年の春からは本格的に研究に集中したいと思いますので、それまでに就職活動を終えたいという気持ちでした。2021年の秋に就職活動を始め、幸いことに2022年1月の下旬に内定をいただきました。2023年4月からは、データにより、クライアント企業のビジネス創造と経営改善というミッションを持つ会社で働くことになります。
私は人工知能やテクノロジーの力で、社会問題を解決することとして人々の生活をより便利に、よりよくすることができるエンジニアになりたいと思っています。この会社で働くと、自分はエンジニアだけではなく、人として成長したり、社会貢献したり、自分が目指しているエンジニアにも一歩近づくことができると信じています。
大学を卒業後、日本で働く経験を積み、数年後、母国に帰って、日本で学んだ知識や得られた技術を自分の国のために生かしたいと思っている留学生は少なくないと思います。自分はそういう考えは全くないわけではないですが、何年経ったら国に帰るまではまだ考えていません。とりあえず、自分が成長しつつ、日本の社会にも貢献できたらと考えています。
終わりに、この二年間経済的な面を心配せず、勉強、研究、就職活動まで全力で集中することができるのは JEES・ドコモ留学生奨学金の支援があったからです。誠にありがとうございました。感謝しております。

博士課程の学生として次のステップへ

名前:Mahamud Md Ashik(マハムッド エムディ アシク)さん
大学:北陸先端科学技術大学院大学
国籍:バングラデシュ

まず初めに、JEES ・ドコモ留学生奨学金に採用頂いたことを改めて感謝いたします。 この奨学金のおかげで学業に専念し、安心で有意義な大学生活を送ることができました。
また、修士課程を修了した後は、同大学院の博士課程へ進学する予定です。
私はAIと機械学習についてどうしても叶えたい夢があります。現在、私はコーディング理論を用いた機械学習の研究に取り組んでいます。主な研究テーマは、従来のアルゴリズムに代わり、スパース行列の非線形回帰形式を解析し、最小限の方法で真の予測値を算出する機械学習アルゴリズムを構築することです。将来博士課程を修了した後は、大学や研究機関に就職し、さらに研究を深めていきたいと考えています。
私の母国(バングラデシュ)ではたくさんの研究をする機会があるにもかかわらず、学術環境はマテリアルサイエンス系に重点が置かれており、残念ながら情報技術系の環境はまだ整っていません。また、日本のような柔軟な環境でもありません。
私はもっと自由度が高く、自分の関心分野に応じて、研究を幅広く展開できる環境で働きたいと思い、今は日本の大学や研究機関で働きたいと考えています。
私は日本語を学んだ1年半を含み、留学生としてすでに約4年間日本に滞在しています。中でも2019年11月に研究生としてJAISTに入学し、2020年から修士課程で学んだ時間は、研究者および技術者になるという私の夢に近づく素晴らしい経験でした。在学中は、情報理論を用いたAIに関する様々な研究に携わることができ、今でもJAISTや在籍する研究室でのアカデミックな環境に出会えたことはとても幸運だったと思っています。
将来は、AIや通信システムに深く関わり、情報と人への伝達についてより深く学び、インターネットやコミュニケーションに深く関わる貴法人の奨学生として、母国や日本だけでなく、世界に貢献できる人材として成長したいと思っています。

博士課程で研究を続け、さらなる発展を目指す

名前:コスガマゲ プラビイン ムワンツタ グラツタナさん
大学:宮崎大学
国籍:スリランカ

大学院生活の2年間は大変でしたが、当初予定していたほとんどの課題を無事に終えることができたと思います。

私の研究は、主に足関節複合体を中心とした、リハビリテーションと補助ロボット外骨格のための歩行支援装具を設計・開発することでした。そのため、装具の設計作業や構造解析、製作・制御など、さまざまな側面に取り組むことができたのは良い機会だったと思っています。また、大学のものづくりセンターで装具を製作する際には、日本の現場環境で働く機会を得ることができました。装具には複雑な部品もあり、最新の製造技術を駆使した一連の作業を行うことで、1から装具を製作しました。今後は、歩行支援装具の革新的なデザインをもとにした論文発表も近いうちに行いたいと考えています。
私は日本で研究を行うことに強い興味を持ち、また、製作した装具とその制御アセンブリをさらに発展できる可能性が非常に高いため、博士課程の学生として研究を続けることを既に決めています。
ここで、私が考えたり、心配したりしなくて済むように、関心ごとの1つであった留学期間中の経済的支援をしてくださったJEES・ドコモ留学生奨学金に、心から感謝したいと思います。今後は、さまざまな研究分野や、より重要な国際関係にも貢献できるよう、社会に最大限のサポートをしていきたいと考えています。
最後になりましたが、日本での研究生活を通じて多くの機会を得た留学生として、私の研究分野のさらなる発展に貢献していきたいと思います。

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