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ドコモ奨学金

社会的養護出身者に対する経済的支援事業

Activity Report

修学報告

202303/31

2021年度ドコモ奨学金: 4期生 卒業報告

H.Kさん
将来の夢:医療事務員

2年間の専門学生を振り返ってたくさんの思い出と経験が出来ました。入学当初はコロナ禍でオンラインでの授業だったので友達ができるかとても不安でしたが、いいお友達に恵まれて楽しい学校生活を送ることが出来ました。検定勉強に追われ大変な時期もありましたが無事に必須検定を全て合格することが出来ました。実習で辛い時や大変だった時も友達が支えてくれたおかげで乗り越えることが出来ました。
私の今後の進路は医療事務として地域に貢献するべく就活に励んでいます。一日でも早く内定を決められるように頑張ります。
後輩の皆さんへのアドバイスは最後の学生生活を悔いなく過ごして欲しいのと友達を大切にして欲しいということです。専門学校や大学で出会う友達は同じところを目指している大切な仲間なので学校生活で辛い時や実習、就活などで大変な時誰よりも分かり合えるかけがえのない存在になります。友達を大切にして残りの学生生活を思いっきり楽しんでください。そして自分を大切にしてください。
2年間本当にありがとうございました。

AK.Fさん
将来の夢:グラフィックデザイナー

入学して丸2年が経ち最初を思い返すととても辛いことだらけだったと感じます。学校に何のために通ってるのか、里親さんと上手く付き合っていけず家に帰りたくないと思ってた時期やコロナの影響で辛い事が沢山ありました。ですが、同時に自分がやってきたこと学んできたことは無駄ではなかったんだと思い返します。学校の友達や自ら授業に対して改善策を投げかけたり、個人的に動いている児童養護施設へのボランティア活動、里親さんから学んだ社会について、2年間で学んだことはとても濃く自分の人生に今後活用されると思います。
また卒業した後、私は大阪の飲食店経営の会社に勤めることが決まりました。元々アシスタントディレクターをインターンでしてたのですが、これがほんとにやりたいことなのか不安に感じ、勇気をだして自分の得意な事、人と接する仕事人を直接笑顔にできる仕事として、飲食経営の会社に勤めることを決意しました。今後はそこで2年間ほど働いたのち自営業者に周り、自分が活動していたボランティアや里親さんから得たことを活かしてやっていきたいという目標を立てています。ただ私自身まだ未熟者で社会について半分も知らない中でやっていく不安はもちろん、つまずくこともあると思いますが、そこから学び自分を成長させていければと思います。

R.Sさん
将来の夢:イラストレーター

イラストを学ぶ為に専門学校に通い二年が経ち、遂に卒業を迎えました。 まず今後の進路は、高校時代の親友の親が社長を務めている警備会社で働かせていただくこととなりました。その会社で親友と共に仕事に努めながら、日々イラストの練習と上達を重ね、イラストレーターを目指す生活を送ろうと考えています。 学生生活を振り返っての感想は、入学当初は自分の画力不足が心配で、周りについて行けるか不安だったのですが、練習を重ねれば重ねるほど着実に身についていく実力に達成感を覚え、不安を感じるどころか絵を描く日々がとても楽しかったです。更に、アナログでばかり絵を描いていた私ですが、友人がくれたペンタブレットを用い、私生活でもデジタルでイラストを描く事ができるようになり、更なるスキルアップが出来ました。一年目の修了制作では漫画の制作を選択し、担任の先生からは作品を絶賛され、作品を美術館に展示するイベントでは、来館者の投票獲得率二位にまでなることができました。二年目の卒業制作ではイラストを選択し、二年間の成果を出し切り、私が今まで描いた中で一番良いイラストを六枚描くことが出来ました。二年間の学生生活では本当に有意義な時間を過ごせたと思っています。この学校に通わなければ得られなかった知識や経験の会得、技術や画力の向上など、非常に満足のいく学生生活でした。またこれら全ての経験は、ドコモ奨学金の支援がなければ到底得ることができなかったものでもあります。感謝してもしきることが出来ません。ドコモ奨学金がくれたこの体験と共に人生を歩んで行けることを嬉しく思うと同時に、これは私の誇りだとも考えています。本当にありがとうございます。

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