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ドコモ奨学金

社会的養護出身者に対する経済的支援事業

Activity Report

修学報告

202504/22

2022年度ドコモ奨学金: 5期生 2024年度後期修学報告

N.Sさん
将来の夢:看護師

3年後期では実習はなく座学だけでした。しかし、4年生から始まる急性期、母性、小児、精神の実習のために課題がたくさん出されました。事例検討や看護展開、実習で使用するノート作成などただ多いだけではなくしっかり考えなければいけないものが多かったため、アルバイトとの両立がすごく難しかったです。また、看護研究も本格的にはじまりました。私はテーマ決めに時間がかかり、課題やアルバイト、就職活動のことなど同時進行しなければならず、落ち込むことが多々ありました。ですが、大学の教員はとても親切でアドバイスをたくさんいただけたため上手くやりこなすことができています。また、教員だけでなく実習で仲良くなった友達にもとても助けられています。
就職活動は、3年後期から病院説明会やインターンシップにたくさん参加しました。就職先を選ぶにあたって大切だと感じたことはインターンシップに行くことと自己理解です。病院説明会ではたくさんの人に就職してほしいと思い、病院の方々はその病院の特徴やいい所を紹介してくれます。ですが、インターンシップに行くことで実際の看護体制や病棟看護師たちの様子を見ることができ、自分にこの職場が合っているのかどうか客観的に判断することができます。自己理解については、自分に合った職場を見つけるために必要だと感じました。私は幅広い方々の看護をしたいと思い、大規模な総合病院を目指していました。ですが、これまであったことを振り返った時、私のメンタルや今の容量では耐えられる自信がなく看護師を続けられないと感じるようになりました。そこから自己理解を深めるために友達や親に自分のことを聞いたり、自己診断ツールなどを用いるようになりました。そしてたくさんインターンシップに参加し、今の自分に合った病院を見つけることができました。私は何事においても高いハードルから始めてしまう癖があるため、自分に合った所から最終的な目標を達成できるように現在志望している病院に決めました。
4年生では、実習と研究、就職活動を同時進行しなければいけません。そのため、少しでも楽をするために春休みにやれることを一生懸命やりました。これからもたくさんアドバイスを頂きながら1つ1つこなしていきたいと思います。

C.Kさん
将来の夢:建築士

2024年10月から2025年3月にかけて、私の学びと成長において多くの変化がありました。まず、学業と並行して研究室活動が始まり、私は第1志望としていた研究室に無事配属されました。私が志望していた研究室は専攻分野の中で最も人気があったため、配属が決まるまでの間は個人の作品課題の評価や受賞歴、成績面では評定平均を高いまま維持していくことに気を配りながら、やや緊張感のある日々を過ごしていました。
研究室に配属後、私は企画・設計・施工を実践的に学び、高いモチベーションを持った仲間たちと共に刺激を受けながら成長していることを実感しています。好奇心旺盛な私にとって、この環境は理想的であり、意匠設計以外の分野にも挑戦できる環境が用意されているように感じています。映像から、家具製作・他にもいくつも掛け持ちしながら進行させる研究室プロジェクトの活動の中で多様な経験を積むことができています。
また、研究室活動とは別件ではありますが、私がリーダーを務めるプロジェクトの設計・施行計画が2025年4月から始まります。学科や年齢の壁を越え、専門家や教職員・大学院の生徒や大学の学生を巻き込み、協力しながら「より良い空間づくり」を目指して空間の設計・施工の指揮を執る所存です。学業や研究室活動と並行してこの活動を動かすことは、限られた時間をいかに有効的に活用できるかを日常的に考えながら進行させる必要がありました。
結果的に企画立案も成功し、形あるものを仲間たちと共に議論を展開しながら制作段階に移せたことが何よりの経験に繋がったように感じています。
奨学生として支援してくださっている皆様への感謝の気持ちを忘れず、研究活動や卒業制作、プロジェクトに全力を尽くしていきたいと考えています。
最後になりますが、日々ご支援いただきありがとうございます。心より感謝申し上げます。

H.Mさん
将来の夢:宇宙開発

大学に入学して三年が経ちました。去年の10月から3月を振り返ってみると、これまでやってこなかったことに挑戦した半年でした。8月までサークル活動や実験レポートなどで少し忙しく、その反動もあってか当初少し燃え尽き気味でしたが、何かしなければと思いまず夏休みからアルバイトを新たに始めました。お金をかせぐことの大変さや働くことで得られる信用ややりがいを感じ、普段支援してくださっている皆様への感謝の気持ちを今一度改めました。また、以前から興味があったプログラミングをかじってみたり、学科で勉強しない材料力学の教科書を読んでみたりしてみました。
今年で大学生活も四年になりました。やるべきことは山積みですが、私もいつまでも学生気分でいるわけにはいきません。タスクとの向き合い方や自分の得意苦手と今一度見直し、自分のやりたいことをやるためにまずは、やらないといけないことを一つ一つ確実にこなしていけるような半年間にしようと思います。そして笑って自分の将来の展望を話せるように頑張ります。

Y.Iさん
将来の夢:理学療法士

私は理学療法士になるために3年間勉強してきました。様々な課題を乗り越え、後は国家試験というところまで来ました。
自分の中で特に印象にあるのは実習です。
実習があったからこそ今まで続けてこれたと思います。現場を知り、どのような役割が自分のめざしている職業にあるのかを、直接見ること学ぶことが出来、多くの経験を得ることが出来ました。
この経験は一生忘れないと思いますし、この後の仕事選びにもとても大きな意味を持つと思います。働いていらっしゃる理学療法士はつてに勉強をしています。たとえ資格があったとしても学ぶことは沢山ありますし、臨床現場では特に状況は変わります。そのような場合に対応できるように勉強、意見交換しておられる姿はとても尊敬しました。
私も妥協せず学んでいきたいと思いました。
あと1年子どもに特化した勉強をしながら最終的には理学療法士の国家試験を目指します。将来的には子どもに関われるような職場で働くことが夢なので一生懸命知識を増やすことを頑張りたいと思います。

S.Wさん
将来の夢:国際公務員

今学期は就職活動に力を入れて取り組みました。学業やアルバイトと並行して行うのは想像以上に大変でしたが、早めに動き出したことで無事に内定をいただき、就職先を決めることができました。内定先は金融系企業で、職種は営業です。そのため、今後の業務に役立つ資格取得に向けた勉強をすでに始めています。また、営業職には運転免許が必要なため、合宿免許に参加して取得予定です。その費用や卒業旅行のために、アルバイト収入の一部を貯金することも続けてきました。
私生活の面では、学業、3つのアルバイト、そして就職活動と多忙な日々が続き、体調を崩してしまうこともありました。しかし、1回生の頃と比べて、自分の状態を客観的に見つめ、ストレスとうまく付き合えるようになったと感じています。
これからの1年は、卒業に向けた学業と並行して、まず運転免許の取得、そして必須資格の合格を目指します。さらにプラスαで仕事に役立つ資格にも挑戦したいと考えています。最後の学生生活を充実させつつ、次のステップに向けて着実に準備を進めていきたいと思います。

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