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ドコモ市民活動団体助成事業

公募による市民活動団体への活動資金の助成事業

Activity Report

『くまもと音楽復興支援100人委員会』様熊本県 / 助成金額:450,000円

目録贈呈の様子

活動名

SNSを活用したくまもと音楽復興支援(コミュニティ再建支援)プロジェクト

概要

熊本地震の震源地となり、被害が一番大きかったと報告されている益城町。
本プロジェクトで支援対象のひとつに予定している益城文化会館は、益城町の中心に位置し、クラシックホールとして著名なアーティストも沢山訪れているホールであり、益城町のシンボル的な文化会館として住民に親しまれてきました。 今回の地震で、建物は奇跡的に無事であったものの、ホールに設置してある2台のピアノが壊れてしまいました。
たくさんの建物や家屋が崩壊し、長引く避難生活のなか、生活の支援に加え、心のケアが求められている現状を踏まえ、ピアノ修理後は、練習や演奏の場を失くした被災アーティストや子どもたちへの無料開放、また、SNS(Webサイト、Facebookからの情報発信)を活用し、県外からの著名アーティストによるケアコンサートを開催し、被災者への心のケアと、熊本や益城町に多くの人が訪れる機会を作る事で被災地に元気を取り戻すきっかけとなるよう進めて行きます。

終了報告
演奏会①

終了報告

201709/29

くまもと音楽復興支援100人委員会 活動報告

[活動の概要]

熊本地震の影響を受け数多くのホール、施設、学校等が使用できなくなり、中でも被害状況の大きかった益城町にあるホール「益城町文化会館」は、町のシンボルとして、またコミュニティの場として大きな役割を担っておりましたので、その再開は、町民をはじめ、音楽ファンの大きな願いでした。

そのような中、貴団体の暖かいご支援を受け、壊れた2台のピアノ「スタンウェイ、ベーゼンドルファー」の修理支援を行うことができました。

その2台のピアノの復活を記念し、11月16日には、関東より支援に駆けつけて頂いた5人のアーティストによる演奏会を実施することができました。

  • 演奏会①
  • 演奏会②

<成果>

聴講した被災地のみなさんからは「今日の日を心待ちにしていました。久々に会館に明りがつき、柔らかいピアノの音色が響き、嬉しくてたまりませんでした。これを機に、益城に活気が戻る事を楽しみにしています。」と喜びの声を頂きました。(参加者298名)

復興には音楽は無くてはならないものだと強く感じました。

その後も、様々な演奏会が計画され、憩いの場として蘇りつつあります。

これから、より多くの方がこの町を訪れ、地域との交流、地域の活性化に寄与してくださることと思います。

貴団体のご支援に心より感謝申し上げます。

<今後の課題>

1年後の現在も、4万人を超える人々が仮住まいの状態にあり、まだまだ復興への道のりは続きますが、音楽が人々に寄り添い、心が和み、笑顔をとりもどす力になってくれると信じ、活動を継続してまいりたいと思います。

どうか今後ともご指導ご支援をいただきますようお願い申し上げます。

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