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ドコモ市民活動団体助成事業

公募による市民活動団体への活動資金の助成事業

Activity Report

『NPO法人 ReBit』様東京都 / 助成金額:1,000,000円

目録贈呈の様子

活動名

LGBT(性的マイノリティ)の子ども/若者のための居場所づくり

概要

LGBT(同性愛者や性同一性障害者などの性的マイノリティ)は、約13人に1人。しかし正しい知識/周りの理解の不足などから、性同一性障害者の約6割が一度は自殺を考えるという深刻な事態を招いており、特に希死念虜が高まる時期は第二次性徴期と言われています。本事業は10代〜20代のLGBT学生にとって交流の機会を提供することで、情報やロールモデル/仲間との出会いを促進します。

中間報告
スタッフ集合写真

中間報告

201709/21

NPO法人 ReBit 中間報告(2017年2月12日 現在)

[活動に至る背景]

LGBT(同性愛者や性同一性障害者などの性的マイノリティ)は、約13人に1人。しかし正しい知識/周りの理解の不足などから、性同一性障害者の約6割が一度は自殺を考えるという深刻な事態を招いており、特に希死念虜が高まる時期は第二次性徴期と言われています。本事業は10代〜20代のLGBT学生にとって交流の機会を提供することで、情報やロールモデル/仲間との出会いを促進します。

[活動状況]

1.LGBT成人式実施

LGBTの若者に向けた日本最大級のイベントである「LGBT成人式」の東京会場を2017年1月15日に開催し、LGBTの高校生や大学生など約180名が参加。また、全国10地域の団体と共催する全国会場へのReBitメンバーが順次お伺いし、開催補助を行っている(1月〜3月)。(ウェブサイト:https://lgbtseijinshiki.themedia.jp)

日時:2017年1月15日(日)

場所:世田谷区しゃれなーど

参加:LGBTの高校生や大学生など180名

コンテンツ:区長や議員からの祝辞、新成人の辞、トークショー、交流会、など

[成果(アピールポイント含)と反省点]

<成果>

1、 LGBTの学生へ交流の機会の提供: 東京会場でLGBTの学生を中心に約180名が参加しました。また、全国地域(札幌、岩手、茨城、静岡、名古屋、長野、鳥取、佐賀、大阪、長崎)で約600名が参加を予定。多くのLGBTの学生に交流の機会を提供できたことを成果と考えています。

2、 行政、企業との連携: 世田谷区、世田谷区教育委員会の後援や、世田谷区長が来賓としてご参加いただく等、行政との連携ができました。また、ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社、リプトン、ベンアンドジェリーズ、ギャップジャパン株式会社、グーグル株式会社、LUSHなど多くの企業様からご協賛・ご協力をいただけたことも成果と考えています。

3、 メディアでの取り上げ: フジテレビ、テレビ朝日、朝日新聞、毎日新聞、東京新聞、産経新聞、共同通信など、多くのメディアにご報道いただいたことで、参加をできなかった多くのLGBTの若者にとってもエンパワメントになったと考えます。

<反省点>

・手話通訳者にいらしていただいていましたが、ご案内の不足で通訳が必要な方を通訳者が見辛い席に案内してしまうなど、当日運営に配慮が不足していた箇所がありました。しかし、大学生を中心としたメンバーで運営をできたことは重要な成果であるため、今回の運営における反省点を共有し以降に活かしたいと考えます。

  • スタッフ集合写真
  • 新成人の辞登壇者
  • トークショーの様子
  • 区長祝辞の様子
終了報告
NPO法人 ReBit   終了報告の写真

終了報告

201803/20

NPO法人 ReBit 終了報告

[解決したかった現状と課題]

LGBTは国内人口約7.6%を占めるともいわれる。性同一性障がい者であれば、約6割が自死念慮をいだき、そのピークは二次性徴期(小学校高学年〜高校)といわれており、内閣府の『自殺総合対策大綱』にも懸念が示されています。本事業は10代〜20代のLGBT学生にとって交流の機会を提供することで、情報やロールモデル/仲間との出会いを促進します。

[活動内容]

1. LGBT成人式実施

概要:LGBTの若者に向けた「LGBT成人式」の実施(9地域)時期:2017年1月〜3月

2. LGBTの若者に向けた交流会実施

概要:東京レンボープライドパレードにて、LGBTの若者のための交流ブースの実施(東京)時期:2017年5月

3.中学校向けLGBT教材作成

概要:中学校で教員の理解向上・生徒へ授業実施のための教材セットを作成・公開 時期:2016年9月〜2017年10月

[活動成果]

1.LGBT成人式実施

回数:9地域で9回開催(主催:東京、サポート:北海道、岩手、秋田、静岡、愛知、佐賀、鳥取、長崎)

参加者数:東京180人、全国約800人、メディア:朝日新聞、テレ朝news等、約30回

2. LGBTの若者に向けた交流会実施、参加者数:約200人(2日間)

3.中学校向けLGBT教材作成、配布数:約300個を頒布。オンラインでの再生回数:約2,500回

メディア:読売新聞、NHK NEWS WEB等、約10回

[工夫ポイント]

取り組みを広く周知し課題の解決を加速するため、プレスリリースをし、メディアでの報道を多数いただく工夫をし、本事業について計40回ほどの報道をいただきました。

[活動の反省点]

1.LGBT成人式

手話通訳が必要な方を通訳者が見辛い席に案内するなど、当日運営に配慮が不足していた箇所がありました。しかし、大学生を中心に運営をできたことは重要な成果であり、反省点を以降に活かします。

3.中学校向けLGBT教材作成

映像の再生数以外にも、教材のダウンロード数をわかるようにしたほうが成果が見えやすかった。また、アンケート回答者が少なく、返信用封筒を入れておくなど返送しやすいよう改善します。

[今後の課題・展望]

1.LGBT成人式

新規実施地域のサポートを行いながら継続的に実施し、各地域でロールモデルを可視化します。

2. LGBTの若者に向けた交流会実施

継続的に実施し、全国から集まるLGBTの学生・若者のネットワーキングを行います。

3.教材

今回作成した中学校向け教材を引き続き拡げ、効果をアンケートで測定します。また、小学校版を作成し、LGBTの子どもが過ごしやすい小学校づくりに寄与します。

  • 活動写真1
  • 活動写真2
  • 活動写真3
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