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ドコモ市民活動団体助成事業

公募による市民活動団体への活動資金の助成事業

Activity Report

『NPO法人 ユナイテッド・アース』様兵庫県 / 助成金額:500,000円

目録贈呈の様子

活動名

熊本地震における被災者の救援活動及び被災地域における一次産業復興のための支援活動

概要

発災後、①災害復旧支援、②産業復興支援、③コミュニティ支援を継続的に実施しています。今回①~③と併せ、2016年6月に実施した田植えイベントを完結となる「阿蘇復興祭~奇跡の1000人田植え~収穫祭」を実施します。
本イベントでは、産業復興支援活動として、地元経営者の方々の意見を聴取しながら企画運営を行う予定であり、地元の被災者や子どもたちの参加はもとより、県外からの多くの観光を呼び込み、お客様と地域住民がイベントを通じて、収穫の喜びを分かちあうとともに、本活動を通して、阿蘇市の主要産業である観光業の復興に拍車をかけたい。

終了報告
収穫感謝祭①

終了報告

201709/28

NPO法人 ユナイテッド・アース 活動報告

[活動の概要]

・災害復旧支援活動として、瓦礫等の撤去、粗大ごみの廃棄作業、家屋の応急処置としての修繕などの実施いたしました。

・産業復興支援活動として、地元経営者の方々の意見を聴取しながら復興イベントなどを企画運営いたしました。

・コミュニティ支援として、避難施設で生活される被災者や子供たちのための心身ケア、傾聴、イベントなどの企画運営をいたしました。

  • 収穫感謝祭①
  • 収穫感謝祭②

10月16日(日) 阿蘇・復耕収穫イベントの実施。

6月に実施した、復耕祭・奇跡の1,000人田植えから5ヶ月。田植えをあきらめていた農家の方々と共に産業の復興を志して一歩一歩進んでいった結果として、今回の収穫感謝祭を迎えることが出来ました。県外含め約80名の方に参加していただき、大変感動的な時間となりました。地震により約50年ぶりに湧き水が出た産神社にご挨拶をさせていただき、稲刈りをスタート。軍手と鍬を手にし、刈り取り作業のレクチャーを受けてから、稲刈りを行い、コンバインで脱穀して無事収穫は完了。終了後は、「阿蘇産さんの湧き水米」を使用したおにぎりや、地元の赤牛を用いたバーベキューで交流会を実施しました。今年は地震の影響で田植えすら難しいと思われていた中、例年は田んぼ1反で米が7表ほどの収穫量のところ、今年は1反で10表を収穫できた「大豊作」だったようです。

10月に実施した阿蘇・復耕収穫イベントでは、日々の状況や地域の皆さんとの打ち合わせを実施し、微修正をしつつイベントを実施いたしました。

【名称】 阿蘇復耕祭 ~奇跡の1000人田植え~収穫編 (仮称)

【日時】 2016年10月23日 実施予定 → 収穫時期などを打ち合わせさせていただき、10月16日に実施いたしました。

【来場者数】約1000名 (予測)→約80名の方に参加いただきました。当初は店舗などだし、全国から来場いただく計画でしたが、復興状況や地域の皆さんとの打ち合わせを重ね、これまで共に活動をさせていただいた皆様を中心に場づくりをさせていただくことになりました。

<成果> 

・当初の計画どおり、阿蘇市を拠点として、被災された地元の方々の支援ニーズをヒアリングした上で、「災害復旧支援」「産業復興支援」「コミュニティ支援」を継続することができました。震災後、約半年がたち、支援ニーズも変わりつつありますが、日々地元の方々と確認しながら進めていくことで、支援の皆様との信頼関係をきづいていくことができたと思います。

また、被災地での支援だけでなく、他の地域での熊本地震復興支援チャリティーイベントなども開催し、多くの皆様の協力をいただき、継続的に支援させていただくことができております。

・東日本大震災の復興支援活動からかかわっていただいた方々が、今回の支援活動に多く参加いただくことができ、コミュニティ形成を進めていくことで、有事の際に、いかにこのようなネットワーク・コミュニティ形成が大切であることを再確認することができました。

<今後について>

阿蘇復耕祭については、約1,000名の来場者を計画しておりましたが、復興状況や地域の皆さんとの打ち合わせの結果、これまでボランティア活動など、ご縁をいただいた方々を中心とした活動にさせていただくことになりました。

可能であれば、もっと多くの方に参加いただくことが出来ればと思います。

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