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ドコモ市民活動団体助成事業

公募による市民活動団体への活動資金の助成事業

Activity Report

『NPO法人 いちばん星』様大阪府 / 助成金額:378,000円

目録贈呈の様子

活動名

ほっとスペース「お茶会」

概要

当事業の対象者を障がいを持つ子どもとその家族とし、障がいを持つ子どもやその家族が集まり、共に遊んだり、お茶を飲んだりする中で、それぞれの悩みや想いを共有したり、リフレッシュしてもらう。社会からの孤立を防ぐことを目的に、障がいを持つ子どもやその家族が気軽に集まれる場所、ほっとスペース「お茶会」を年間を通して5回開催します。

中間報告
ポーセラーツ教室

中間報告

201709/26

NPO法人 いちばん星 中間報告(2017年2月9日 現在)

[活動に至る背景]

近年、東大阪市では、障がい児を対象とした「児童デイサービス」施設が軒並みに増え、多くの障がい児が、平日・休日関係なく利用している。障がい児が家族と離れる時間が多くなったことで、親が仕事に従事できたり、レスパイトの役割を果たすことができるようになった反面、家族と一緒に過ごす時間が減り、共有する思い出が少なくなってきている。また、家族が同じ立場の人と知り合ったり、気軽に集まって話をしたり、悩みや想いを共有する機会も減り、孤立している現状がある。

そこで私たちは、障がい児を抱える家族が共に過ごす時間を持つことで思い出を共有したり、同じ境遇の仲間に出会い、悩みや想いを共有できることで安心感や自信を持って子育てできる環境に繋げていきたいと願い、当事業を企画した。

[活動状況]

【第1回】お茶会「ポーセラーツ教室♪」:くすのきプラザ利用。(参加者:4名、保育:2名)

【第2回】お茶会「ミニライブ♪」:くすのきプラザ利用。(参加者:82名)

[成果(アピールポイント含)と反省点]

保護者のみを対象にしたお茶会は、障がい児を抱える親が子どもと離れて外出することが困難な点に配慮し、障がい児同伴での参加ができるように、遊び相手としてのボランティアの協力を得て、親子分離できる時間を保証していることで、障がい児を抱える親にとってより安心できる環境を提供できたと実感している。また、障がい児を参加可能としたお茶会に関しても、長時間同じ場所での参加が難しい障がい児に配慮して、会場とは別室を確保し、ボランティアさんと共に遊んだりするなど、リラックスして過ごすことができるような環境作りを行ている。以上を踏まえて、今後も障がい児を抱える家族が気軽に集える場所を提供していくことで、同じ境遇の仲間同士、それぞれの悩みや思いを共有し、結果、障がい児とその家族の孤立化を防ぎ、安心感を持って生活していくことに繋がると考えている。また、反省点としては保育ボランティアさんの確保に手間取り、十分な数のボランティアさんを確保できていない。今後、新たなボランティアとの繋がりを作っていくことが必要である。

  • ポーセラーツ教室
  • ミニライブ
終了報告
NPO法人 いちばん星 終了報告の写真

終了報告

201802/10

NPO法人 いちばん星 終了報告

[解決したかった現状と課題]

近年、東大阪市では、障がい児を対象とした「児童デイサービス」が軒並みに増え、多くの障がい児が、平日休日関係なく利用している。家族と離れる時間が多くなったことで、親が仕事に従事できたり、レスパイトの役割を果たすことができるようになった反面、障がい児が家族と一緒に過ごす時間が減ったことで共有する思い出が少なくなったこと、家族が同じ立場の人と知り合ったり、悩みや想いを共有する機会が減り、孤立している現状がある。

[活動内容]

障がい児を抱える家族が共に過ごす時間を持つことで思い出を共有し、家族の絆をより強くすること、また、同じ境遇の仲間に出会い、「自分は一人でない」ということを知ったり、悩みや想いを共有できることで安心感や自信を持って子育てできる環境に繋げていくことを目的に、障がい児やその家族を対象にしたプログラムを組み立て、障がい児本人だけではなく、家族がリフレッシュできる時間も提供した。

[活動成果]

・2016年5月21日(日)イベント「野外交流会」参加人数42人

・2016年6月18日(日)イベント「お茶会~ヨガ体験」参加人数11人(保育人数含む)

・2016年8月6日(日)イベント「親子で食べれるフレンチフルコース」:参加人数16人

・2016年10月29日(土)イベント「お茶会~ポーセラーツ教室」:参加人数7人(保育人数含む)

・2016年12月18日(日)イベント「ライブ&ミニ講演会」:参加人数80人

[工夫ポイント]

親子参加のイベントでは、親だけが障がい児の見守りを担うのではなく、ボランティアさんも含めて共に見守る体制を作ることで、親同士の交流を図ることができるように配慮した。

[活動の反省点]

イベント企画に関しては、障がい児を抱える家族からリクエストの多かったものを取り上げて実施したが、イベントによって参加人数に偏りが出る結果になってしまった。イベントの宣伝方法、より多くの人に知ってもらえる方法、初めての人でも参加しやすい雰囲気作りをもっと工夫する必要があった。また、ボランティアさんの確保も難航した。継続してご協力して頂ける環境作りの必要性を感じた。

[今後の課題・展望]

今後も、障がい児やその家族が気軽に集まり、それぞれの悩みや思いを共有したり、リフレッシュできる機会を提供していくことで、障がい児を抱える家庭の孤立化を防ぎ、安心感を持って生活できる社会を目ざして活動を展開していく。今後の課題としては、財源面や人材(ボランティアさん)の確保、当法人をより多くの人に知ってもらえるような活動の展開の仕方などが挙げられる。

  • 活動写真1
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